私は、1月の末から瞑想を実践中です。
以前から興味のあったマインドフルネスを体験してみたいと思っていたらマインドフルネスやその治療メカニズムの研究が行われるということを知り、この研究の中で行われるマインドフルネスグループ療法のワークに参加することにしました。
1月末からワークがスタートして週1回グループワークに参加しながら、ホームワークとしての毎日の瞑想もしています。
マインドフルネスは、現在、臨床心理の領域でも治療法として注目されています。
海外の企業では、マインドフルネスを取り入れ瞑想ルームを設置しているところも増えているそうですよ。
マインドフルネスとは、「今の瞬間の現実に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚しそれに対する思考や感情にはとらわれないでいる心の持ち方」(熊野、2011)のことです。
マインドフルネスの反対が、マインドワンダリングです。
マインドワンダリングは、目の前の現実とは無関係に過去や未来のことを考えている状態です。
他人からは見えない頭の中の世界で過去をクヨクヨ考えたり未来に不安を感じたり、いわゆる妄想状態がマインドワンダリングですよね🌀
私、ものすごーく妄想癖があると自覚しています😅
施術している時間以外は、ほぼ、マインドワンダリングの状態で生きていると思います。
エステサロンで働き始めたころ、上司に「関根は、頭の中でしか生きていない!」と言われて過去でも未来でもない今ここ(現在)に生きたいと思いました。
今ここに生きようと努力し続け(たつもりで)気がつけば20年‥‥分かっちゃいるけど、まだまだ、できていません😭
今日、あるお客様から人が心と心で触れ合うことの大切さについてお話を伺いました。「『囚われる』は字のごとく、人が四角に囲われているんですよ。」ということも伺って、まさにその通りだと思いました。
人はいろんなことに囚われて自分の作り出した小さな世界で生きているんですよね。
四角い囲いを外して、心と心で繋がれたらみんなHAPPYでしょうね。
言葉(言語)は、人が作って意味づけしたモノで、とても重くて意味も限定的です。
だからこそ、人同士が言葉を使って表現してコミュニケーションをとれるのでしょう。
誰かとのコミュニケーションのツールだけでなく、頭の中の世界で(自分だけで)何かを考えるときも言葉を使うんですよね。
思考も言葉でしかできないので囚われてしまう、というか、色んなことに自分で勝手に理由や意味をつけて自分で自分の周りに囲いを作っているんでしょうね。
マインドフルネスを意識した生活をするようになってから、自分がどれだけ色々なことに囚われていたのかと気がつけるようになってきました。
普段、しなければならないことに追われて生きていると、感じているはずなのに蔑ろ(ないがしろ)にしてしまっている感覚がたくさんあります。
蔑ろにしていた感覚に気づけると、自分の周りの様々な物や出来事がキラキラと輝いていると感じられます。
子供の頃に感じられていたはずの忘れてしまった感動が蘇ってくるようです。
食べる瞑想、聞く瞑想、歩く瞑想‥‥瞑想には色々あります。
アロママッサージも瞑想には最高だと私は思います!
今度、是非、マインドフルネスにアロママッサージも受けてみてください!!
きっと、施術後に生まれ変わったような爽快な感覚が味わえると思います✨
参考文献:熊野宏昭(2011)「マインドフルネスそしてACTへ」星和書店
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